スーパーウォール デュアルとは
住宅に求められる断熱性能が引き上げられる中で、LIXILは、従来よりさらに断熱性能を高めた充填付加断熱工法「スーパーウォール デュアル」を開発。外側付加断熱100EX・内側付加断熱100INの2タイプをラインアップし、ワンランク上の高性能住宅を提供いたします。
SUPER WALL DUAL 100EX
外側付加断熱
■ 主な特長
- T100の2倍の断熱性
- 外貼り断熱パネルのフルジャストカット対応
- 全エリアでHEAT20 G2基準をクリア※2
※1 T100H(北海道用)、スーパーシェル2×6(北海道、東北地域)もございます。
※2 自立循環型住宅設計ガイドラインモデルにおける試算値です。

SUPER WALL DUAL 100IN
内側付加断熱
■ 主な特長
- 省施工の石膏ボード一体パネル
- 外壁側にふけない狭小地対応
- 重量のある外壁材にも対応できる内側付加断熱
※1 T100H(北海道用)、スーパーシェル2×6(北海道、東北地域)もございます。

断熱化の課題となる木材熱橋
木造住宅で充填断熱の場合、柱によって断熱材を分断してしまいます。ウレタンフォームの約46分の1の断熱性能である木材が熱を伝達してしまい木材熱橋となります。
一般的な材料における室温付近での熱伝導率
※出典:平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説、ウレタン:スーパーウォール使用材料
付加断熱により熱橋を防止
100EX/100INともに、熱を伝えやすい柱(木部)を覆う付加断熱によって熱橋を防止。断熱性能アップを実現しています。
外壁断熱性能はT100の2倍
T100パネル(硬質ウレタンフォーム100mm)にEXパネル(硬質ウレタンフォーム50mm)を付加した場合、T100パネルの約2倍。INパネル(硬質ウレタンフォーム30mm)を付加した場合、約1.6倍の断熱性能を実現することができます。
木熱橋を含めた熱抵抗値
※本試算では、木熱橋を含めた熱抵抗値のため、断熱材単体の値とは異なります。
※T100・100IN・100EXは、切欠きなしタイプの値です。
※100EX:T100+硬質ウレタンフォーム50mm
※100IN:T100+硬質ウレタンフォーム30mm+せっこうボード9.5mm
※T100:硬質ウレタンフォーム100mm充填+OSB9mm
※T65:硬質ウレタンフォーム65mm充填+OSB9mm
※GW16k:50mm充填+OSB9mm
スーパーウォール デュアルは防火認定を取得
100EX/100INパネルは、「防火認定」を取得しています。そのすぐれた安全性から、防火制限地域においても、必要に応じて建築規制に対応することが可能です。
防耐火認定内容
設定内容 | 外装材 | 石膏ボード | 認定番号 |
---|---|---|---|
外壁30分防火構造 | 窯業サイディング15mm以上 (NYG防火認定品・金具留め) | 9.5mm以上 | PC030BE-3435-1(1) |
金属サイディング15mm以上 (AT外装Danサイディング) | 真壁:12.5mm以上 大壁:9.5mm以上 | PC030BE-3475-1(1) | |
外壁45分準耐火構造 | 窯業サイディング15mm以上 (NYG防火認定品・金具留め) | 12.5mm +9.5mm以上 | QF045BE-1372-1(2) |
スーパーウォール デュアル の仕様詳細について
100EX/100INパネルは、「防火認定」を取得しています。そのすぐれた安全性から、防火制限地域においても、必要に応じて建築規制に対応することが可能です。
共通 | モジュール | 尺、M(100Hを除く) |
---|---|---|
構造 | 壁倍率 | 2.5倍(建築基準法 告示1100号仕様) |
5倍(国土交通大臣認定)※1 | ||
耐力面材 | 種類 | OSB(JAS構造用パネル4級F☆☆☆☆) |
樹種 | 針葉樹 | |
厚さ | 9.0mm | |
断熱材 | 種類 | A種硬質ウレタンフォーム保温板1種相当品 ※2(ノンフロン・ノンホルム) |
熱伝導率 | 0.026W/m・K | |
厚さ | T100:100mm、T100H:100mm | |
EXパネル:50mm | ||
INパネル:30mm | ||
内容材(INパネル) | 種類 | せっこうボード |
厚さ | 9.5mm |
※1 尺モジュール(横架材間寸法2700・2850)のみの設定です。
※2 相当品とは、熱伝導率と透湿係数の準拠を示す。